投資

【米国株決算】Autodesk(オートデスク)の決算を徹底分析 今後の株価への影響を解説

この記事から分かること

・事業内容について

・財務状況について

・現在の株価指標について(割高?割安?)

 

この記事のポイント

・事業内容を知りたいかたおすすめ

・決算内容が良かったか知りたい方におすすめ(決算内容をグラフ化しているので他の記事より断然見やすいと思います。)

事業内容について

出典:マネックス証券の銘柄スカウター
事業内容

・建築、建設エンジニアリング

・製品設計・製造

・AUTO CAD AUTOCAD LT

・メディア&エンターテインメント

建築、建設エンジニアリング

建築や建設の設計者向けにCAD/3DCADを提供している事業です。

AUTO CAD AUTOCAD LT

製品設計・製造

複雑なカスタム製品や機器、システムを設計するエンジニア向けのソフトウェアを販売しています。

メディア&エンターテインメント

3D アニメーションの制作パイプラインに必要なツールが包括的に搭載されています。複雑なシミュレーションやエフェクト作成、レンダリングもこなすパワフルでスケーラブルなソフトウェアの販売をしています。

2D および 3D の作図・設計向けのコンピュータ支援設計(CAD)ソフトウェアである AutoCAD および各業種ごとに合わせて最適化されたCADのソフトを販売しています。

今期決算を分析【財務分析】

貸借対照表(B/S)

流動資産→1年以内に現金化できる資産のこと

流動負債→1年以内に返済しないといけない現金のこと

流動比率→流動資産÷流動負債(100%を越えていると健全な企業)

 

流動比率:0.50と、判定基準のちょうど半分の値です。正直かなり資金繰りとしては悪く感じます。

短期的な資金繰りについてはもう少し改善してほしいところです。

損益計算書(PL)

営業利益率:15.70%であり優良株であることがわかります。

2018年からオートデスクは買い切りでのソフトの販売をやめ、サブスク型のビジネスモデルにシフトし2018年以降から営業利益率が右肩上がりになりました。また売上高も年々成長しており近年の業績は好調を維持しています。

キャッシュフロー計算書

キャッシュフローの内容は悪くなく優良企業に区分される内容となっております。しかし、2021/01/31や2021/04/01の時の内容と比較すると見劣りする内容となっていますので、期待を超える内容にはなっていないですね。

ROE(自己資本利益率)

当期純利益 ÷ 自己資本

ROE=当期純利益 ÷ 自己資本×100

一般的に10%を越えると良いとされる(各セクターにより異なるので、一概には言えない)

ROE単一だけでなくROAも高いと優良企業であると判断されやすい

 

ROE:99.01%とかなりの高水準となっております。

ROA(総資産利益率)

ROE=当期純利益÷総資産×100

ROAは5%を超えれば優良企業とされている

ROA単一だけでなくROEも高いと優良企業であると判断されやすい

 

ROA:17.72%と目安の5%よりも大幅に高く問題なし。

また、先ほど記述したROEとともに高水準であるため経営状態は良好であると判断できます。

こちらについては年々増加傾向にあり、会社保有の資産を無駄なく使えていることがわかります。この数字からオートデスクの経営手腕はかなり良く、さらに年々増加傾向にあるところから、企業改善意識が高いということをこの数字から読み取れます。

こういった観点からみるとオートデスクの経営意識の高さがよくわかってきたかなと思います。

アナリスト予想

株価への影響がでかいアナリスト予想と実績の差異をまとめて解説します。

四半期EPS実績とアナリスト予想

EPS=当期純利益÷発行済株式総数

希薄化後とは株式の発行数増加によるEPSの低下

決算は基本コンセンサス予想を上回るのが理想で下回った場合は一時的、長期的な株価の下落が発生する可能性大

 

EPS=当期純利益÷発行済株式総数

アナリストの予想に対して下回る水準となりました。

また、アナリスト予想ではEPSは4半期ごとに増加していくという予想に対して第1QよりEPSが低下するというよくない結果となりました。

今期決算のまとめ

貸借対照表(B/S)→流動比率が100%を越えず残念な結果に

損益計算書(PL)→営業利益率15.70%と高い。

損益計算書(PL)→営業利益率37.6%と高い。また当期第1Qから利益率も右肩上がり

キャッシュフロー計算書→投資に力を入れていて今後の成長にも期待できる

ROE、ROA→どちらも高水準のため今後成長していくだけの力のある企業だと判断できます

アナリストの予測に対して→実績が上回らず投資家たちの期待以上の決算にはならなかった

 

以上の点からオートデスクは健全な経営をしてはいますが、今回の決算においてはあまり期待以上の内容にはなりませんでした。

しかしオートデスク自体は技術力もあり、収益性のある事業のため売り上げや利益自体はきちんと出せていると思います。また経営についてもROE,ROAの観点から年々よくなっていることもわかりますので、あとは今後どうやって売り上げを伸ばしていくかが肝になってくると思います。

現在の株価と指標について

2021/09/05現在の株価は228.43$です。

決算後は下降トレンドを継続し、2021/09/10現在ではまだ反転する気配もない

PBR(株価純資産倍率)

PBR=株価÷1株当たりの資産 or PBR(株価純資産倍率)=時価総額÷純資産

PBRが1倍を超えると割安と判断。それ以上は割高

PBRはあくまで参考であり成長株においては指標として役に立たない場合がほとんど

 

こちらは年次ごとのデータになります。

PER(株価収益率)

PER(株価収益率)=PER(株価収益率)=株価÷一株当たり純利益=時価総額÷純利益

PERが15倍を超えると割安と判断。それ以上は割高と一般的に判断される

PERはあくまで参考であり成長株においては指標として役に立たない場合がほとんど

 

まとめ【ADSK】オートデスクの株は買いまたは継続保有か?

総括

・直近の決算で株価が上昇するほどの良材料がなく購入するほどでもないと感じた

・かといって悪すぎるほどの決算でもないので今後に期待するなら継続保有でも良いと思います

・今後の株価についてはしばらくは下降トレンドを継続しそうなので注意が必要

決算後はあまり良い値動きをしていないので、購入するにしてももう少し様子を見てもよいと思います。

購入については自己責任、自己判断でお願いいたします。あくまで本記事は私個人の意見であるため参考程度にお願いします。

ABOUT ME
組込みブロガー太田
副業始めたて投資始めたての初心者がどのような過程を経てお金を儲けれるようになっていくのかを記事にしていきます。 他にも投資ニュースや副業についての情報を当ブログにて発信していきます。 暇な時間にでもぜひ見ていってください。